Google Web Toolkit (GWT) 入門

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Web Application の作成

Eclipse を利用した Web Application プロジェクトの作成

Eclipse を使うと、GWT のウェブアプリケーションは簡単に作成できます。

Eclipse を使って、ウェブアプリケーションプロジェクトを作るには、メニューバー上の青い New Web Application Project ボタンをクリックします。


Web Application プロジェクトの作成

次に、表示されるダイアログでプロジェクト名やパッケージ名を指定します。 ここでは、プロジェクト名を MyTest、 パッケージを com.keicode.gwt.mytest とします。


Web Application プロジェクトの作成 (MyTest)

作成されるディレクトリ、ファイル

上記のように MyTest というプロジェクトを作成したときに、 自動的に生成されるファイルの内容をみてみましょう。

プロジェクト名、パッケージ名が違う場合は適当に読み替えてください。

ディレクトリ名内容
\src\com\keicode\gwt\mytestGWT モジュール定義およびアプリケーションの初期ファイル
\test\com\keicode\gwt\mytestJUnit テストディレクトリとスターターテストクラス
\war公開される静的ファイル
画像、スタイルシート、ホストページ (HTML ページ)

GWT 1.6 以降にスタティックファイルが \war に移されました。

\war\WEB-INFJava ウェブアプリケーションファイル
\war\WEB-INF\libJava ウェブアプリケーションライブラリ

作成されるファイルは次のとおり。

ファイル名内容
mytest.gwt.xmlGWT モジュール定義ファイル

アプリケーションのエントリポイントはここで指定します。

mytest.htmlホストページ
mytest.cssスタイルシート
web.xmlJava ウェブアプリケーション・ディスクリプタ
mytest.javaGWT エントリ・ポイント・クラス
GreetingService.java
GreetingServiceAsync.java
GreetingServiceImpl.java
GWT サンプル RPC クラス
gwt-servlet.jarGWT サーバーランタイムライブラリ
mytesttest.javaスターターテストケース

EntryPoint インターフェイスを実装するクラスは、エントリポイント・クラスと呼ばれます。 エントリポイント・クラスは、モジュールがロードされたときに onModuleLoad メソッドが呼び出されます。 詳細は別のページで説明します。

» はじめての GWT アプリケーション